2011/03/30

iPhoneでGoogleAppsカレンダーを利用する設定方法

GoogleAppsもGMAILやGoogleCalender同様,iPhone(iPod)やiPadでメール送受信やカレンダーの同期が出来るのでまとめ。

1.GoogleAppsの「ユーザーID」を取得

PCかiPhoneでAppsにログインし、「設定」をクリックします。


カレンダー設定画面が表示されるので、「カレンダー」タブをクリックします。

マイカレンダーの一覧が表示されるので、同期したいカレンダーを選択します。

カレンダーの情報にカレンダーIDが表示されるので、コピーします。


iPhoneにURLを転送

上記で取得したカレンダーIDを下記URLに入れ、それをiPhoneにメール等で送信します。
(もちろんiPhoneに直接入力しても可能です。)

https://www.google.com/calendar/dav/[カレンダーID]/user



2.iPhoneでCalDAVアカウントを追加

設定 > メール/連絡先/カレンダー > アカウントを追加 > その他

図1 設定画面で「メール/連絡先/カレンダー」をタップ図2 「アカウントを追加...」をタップ図3 「その他」をタップ

下記のような画面になるので、「CalDAVアカウントを追加」をタップ。
CalDAVアカウント情報入力画面で下表の通り入力します。

サーバ:www.google.com
ユーザー名:GoogleAppsのユーザー名(メールアドレス)
パスワード:GoogleAppsのパスワード
説明:後で解りやすい名称

図4 「CalDAVアカウントを追加」をタップ図5 入力前図6 アカウント情報を入力


3.Appsアカウントの詳細設定

アカウントの画面で、「詳細設定」をタップします。

SSLを使用:オン
ポート:443
アカウントURL:
https://www.google.com/calendar/dav/[カレンダーID]/user


図7 「詳細設定」をタップ図8 アカウントURLをタップし、上記iPhoneに転送したカレンダID入りのURLをペースト(または直接入力)

以上で完了。 

(参考)下記は通常のGMAILアカウントでの設定方法

1.iPhoneメール設定でアカウント追加

設定 > メール/連絡先/カレンダー > アカウントを追加 > MicrosoftExchange

図2-1 設定画面で「メール/連絡先/カレンダー」をタップ図2-2 「アカウントを追加...」をタップ図2-3 「MicrosoftExchange」をタップ

※Microsoft Exchangeは、1アカウント分しか設定できません。


2.アカウント情報の入力

Exchangeアカウント情報を入力してくださいと出るので、それぞれ下記のように入力します。
入力後「次へ」をタップすると「サーバ」という項目が追加されるので、「m.google.com」と入力し、次へをタップします。

メール:何のメールか解るような適当な名前
ドメイン:入力しない
ユーザー名:GoogleAppsのユーザー名(メールアドレス)
パスワード:GoogleAppsのパスワード
説明:後で解りやすい名称

図2-4 アカウント情報入力画面図2-5 入力するとサーバという項目が追加される


3.同期する情報の選択

サーバを入力すると、アカウント情報確認が開始され、完了後下記のような同期情報選択画面が表示されるので、「メール」「連絡先」をオフ、「カレンダー」のみオンにします。 

図6 な同期情報選択画面図7 このように変更する


私は下記の通りAppsを介してデスクではOutlook、外出先ではiPhoneのRefillsというアプリとSync(同期)を取っています。(モバイルPCでは「Lightning」・・・MozillaThunderbirdのスケジュール管理アドオンと同期しています)

iPhone <> GoogleApps(GoogleCalender) <> Outlook (またはThunderbird

もちろんGoogleを介さず、「iPhone <> Outlook」や「iPhone <> Thunderbird」 というPCと携帯端末間で直接同期も当然出来るのですが、PCに接続しないとSyncしないので、無線・3G環境なら常に同期出来るGoogleApps経由の同期をお薦めします。
バックアップの意味でもあちら側(Google)に置いておく安心感もあります。

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